山 行 報 告
2011/4/24  尾瀬・至仏山     メンバ:大高ゅ、長谷川、根来、他1名   記録:長谷川


陽光の中で シラビソの疎林を行く 小休止 燧ヶ岳をバックに 山頂より尾瀬ヶ原を望む
遠くに魚沼三山 悪沢滑降@ 悪沢滑降A 悪沢滑降B サンクラスト



【コースタイム】

鳩待峠9:30 →オヤマ沢田代11:00→小至仏山コル12:30〜12:45→至仏山13:10〜13:40〜悪沢滑降〜→川上川15:20→鳩待峠16:00






【記 録】

 前日の悪天が信じられないような快晴だ。除雪が終わったばかりで大勢のスキーヤー、ボーダーの車列が並んでいる。鳩待峠への道は凍っていてツルツル。車列の渋滞が続く。やっと鳩待峠を出発したのは午前9時半を廻っていた。

 なだらかなブナ林の山稜が続く。昨日の悪天で凍りついた枝先に陽光があたりキラキラ光り、シラビソの緑が雪面に映えて美しい。高度を上げて行くと尾瀬ヶ原、燧ヶ岳が見えてくる。左には笠ヶ岳の尖峰が望める。

 オヤマ沢田代を過ぎ、稜線に出ると少し風か出てくる。至仏山は手に取るような近さである。小至仏山のコルで昼食休憩、ひと登りで至仏山頂につく。山頂は大賑わいだ。山頂からは上越国境の山々が白い連なりを見せている。しかし一の倉沢だけは黒々とし、三角形の衝立岩がすぐわかる。魚沼三山、平ヶ岳、遠く会津の山々も望める。

 出発が遅く時間が無くなってしまったのでムジナ沢は諦め、悪沢滑降にルート変更、夏道沿いの尾根を少し滑り悪沢に滑りこむ。前日に降ったらしい湿雪がサンクラストして少し滑りにくい。大きなターンで楽しみながら滑るとすぐに樹林帯になってしまう。

 下部はクラストもなく快適。傾斜の落ちた沢沿いの針葉樹林帯を右に左に滑って行くとすぐに川上川に出合う。小休止の後、鳩待峠に登り返す。今年は雪が多くしばらくは楽しめるようだ。